日常生活に欠かせなくなったパソコンやスマホ。毎日の生活の中で欠かさずWEBサイトを見ているという方は多いです。
そんな、WEBに関わる仕事の中でも人気が高いのが、WEBデザイナーという仕事です。

そこで、今回はWEBデザイナーに関するさまざまなことを紹介。
WEBデザイナーの仕事例やスケジュール、転職、キャリアアップなど今知りたい情報をまとめてみました。

これからWEBデザイナーになりたい方、または転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

具体的な仕事例

・サイト全体のデザインの作成
・ロゴやバナーなどの静止画のデザイン
・アニメーションなどの動画の作成

WEBデザイナーの主な仕事は、”WEBサイトのデザイン”です。WEBサイトを作りたい企業の方や個人の方から依頼を受けてデザインを作成します。
上記の項目のようにサイト全体のデザインをはじめとして、サイトに必要なロゴやバナー、アニメーションを作るケースもあります。

また、クライアントとの打ち合わせを重ねて、理想のWEBサイトをデザインしていくため、思いを形にできるコミュニケーション能力や提案力が重要です。

WEBデザイナーは、企業の大小やフリーランスなどによって仕事の範囲が変わってきます。
大手企業の場合は、WEBデザインのみを担当するケースが多いですが、小規模のデザイン会社などの場合はデザインとコーディングなどを任される場合があります。

フリーランスのWEBデザイナーの場合は、企画立案から納品まですべてを担当する場合もあるので、総合力が問われることが多いです。

WEBデザイナーの担当分野

それでは、WEB製作の流れの中でWEBデザイナーがどこを担当するか確認しましょう。

1.クライアントにヒアリング
2.サイトの企画立案
3.サイトの情報を設計
4.サイトの構成の決定
5.デザインの作成
6.サイトのコーディング
7.サイトの検証・修正
8.クライアントに納品

上記にWEBサイト製作の流れをまとめてみました。WEBデザイナーが担当するのは”5”の部分です。
企画や情報設計、構成に沿ったデザインを完成させます。この際に、クライアントが思い描くデザインを完成させる必要があります。

デザインは自由ではないので、すべての要素に意味を持たせることが重要です。
「なぜこのデザインにしたのか?」という点を説明できなければ、WEBデザイナーとして一人前ではありません。
クライアントの要望を取り入れながら、納得するデザインを完成させましょう。

一日のスケジュール

あるWEBデザイナーの1日のスケジュールをまとめてみたので、どのような1日を過ごしているか確認しておきましょう。

【9:30】 出社

出社後はその日の作業内容の確認や、仕事用のメールをチェックします。細かいタスクは出社後の30分程度で終わらせると仕事がはかどります。

【10:00】 全体ミーティング

続いて、最も重要な全体ミーティング。デザインチーム内で進捗状況を確認し、デザインの割り振りを決めていきます。ここで、しっかりと意見の交換をしておくことで、のちに起こり得るトラブルを回避できます。

【13:00】 昼休み

束の間の休憩時間。お昼の業務に向けて目を休めたり、体をほぐしたりしておきましょう。

【14:00】デザイン業務

ここからがWEBデザイナーの本番です。与えられた業務をこなしていきながらデザインを作成していきます。

【16:00】 クライアントとの打ち合わせ

クライアントとの打ち合わせにディレクターと同行するケースがあります。しっかりとデザインの要望を聞いて反映させていきましょう。

【19:00】 退社

退社時間はWEBデザインの進行度合いによって変わります。
納期が近い場合は遅くなる可能性があるため、体力も必要になってきます。

他業種からWEBデザイナーに転職

WEBデザイナーは、どの業種からでも転職できます。
特にデザインという仕事に憧れを持って転職する方は多いです。
未経験から採用してくれる会社も多いですが、中途採用となるとある程度の経験が求められます。

そのため、転職する前にポートフォリオつまり作品集などを用意する必要があります。
WEBデザイナーに転職する前に、ポートフォリオを用意しておくとスムーズに転職可能です。

WEBデザイナーから他業種に転職

WEBデザイナーから転職する場合は、主にWEBに関わる職業に転職することが多いです。
例えば、WEBディレクターやプログラマー、コーダーまたはフロントエンドエンジニアになる方もいます。

WEBデザイナーからWEB業界の他業種に転職する場合は、経験が生かせるためスムーズに転職できます。
全く違う業界に行く場合は、経験が有利に働く場合とそうでない場合があるため、転職活動時に注意しましょう。

WEBデザイナーからキャリアアップ

WEBデザイナーという仕事はデザイン業務以外にもさまざまな業務に触れることが多いです。
そのため、キャリアアップとしてWEB製作全体を統括するWEBディレクターという選択肢が考えられます。

他にも、デザインを重視したアートディレクターや、WEBデザインの枠組みを超えたグラフィックデザイナーやクリエイティブディレクターなど多くの選択肢があります。

デザイン方面でのキャリアアップなのか?それとも、WEB方面でのキャリアアップなのか?
どちらかの選択肢によって職種が大きく変わってくるので、よく考えた上でキャリアアップを考えましょう。

転職する前にやっておくべき準備

WEBデザイナーに転職する前にやっておきたいことは、履歴書、ポートフォリオの作成です。
WEBデザイナーに必要なのはデザイン能力です。
履歴書ひとつとっても、他の業界と同じテンプレートで送ってしまうと、転職のチャンスを逃してしまうかもしれません。

IT業界の履歴書はファイルで添付することが多いため、自分なりの履歴書を作成しましょう。
デザインは一般のもので構いませんが、文字のバランスやフォントに注意して、基礎的なデザイン力が伝わるような履歴書を作成するといいでしょう。

そして、WEBデザイナーにとって一番大切なのはポートフォリオです。
選考を通過するにはポートフォリオの完成度が重要です。
ポートフォリオは、基本的にノートPCやタブレットでプレゼンすることが多いです。
必ず、WEB上に公開、またはきちんとプレビューできる環境を整えておきましょう。

できるだけ、流行のサイトと自分のデザイン力を発揮できるサイトを用意してください。
また、WEBデザイン以外にもグラフィックデザインやロゴデザインなど基礎力を伝えるために、
作品を印刷しファイリングしたポートフォリオを見せるとより評価が高いです。

必ず、転職する前に履歴書とポートフォリオを用意しておきましょう。

おすすめIT転職サイト

ワークポート

まず、おすすめしたいのがIT業界の職業を総合的に扱っている「ワークポート」。業界でもトップクラスの掲載数を誇っているため、WEBデザイナーの仕事もすぐに見つけることができます。まず、WEBデザイナーの転職先を見つけたいならこちらのサイトをチェックしましょう。

▶▶ WORKPORT(ワークポート)

geekly

デジタルやクリエイティブ業界に特化した求人サイト。WEBデザイナーの求人が豊富に揃っており、転職する際にも役立ちます。サイト自体もデザイン性が高く、とても見やすいため、お気に入りのデザイン会社をすぐに見つけることが可能です。

▶▶ Geekly(ギークリー)

まとめ

WEBデザイナーという仕事についてご紹介しました。デザイナーという枠組みながらWEB全体のことを把握できるため、転職やキャリアアップもしやすい職業です。

ただ、繁忙期にはとても忙しくなるため、ある程度の体力は必須となります。
クライアントとの打ち合わせにはコミュニケーション能力も必要なのであらゆる能力が求められます。

ぜひ、本記事でWEBデザイナーという仕事を知って、転職の役に立ててみてください。