WEBデザイナーを目指しているあなた、自分のポートフォリオを作成していますか?
ポートフォリオとは、クリエイターの作品集のことです。

WEBデザイナーでなくても、ライターや写真家などのクリエイターも、自分の作品を一覧できるポートフォリオサイトを作成しています。
ポートフォリオが自分のサイト上にあれば、ビジターに作品をアピールすることが出来ますし、転職活動にも使えます。
IT業界未経験で、WEBデザイナーを志しているあなたも、ポートフォリオを作成してみませんか?

ポートフォリオってどんなものがあるの?

先述したように、クリエイターは自分のポートフォリオを持っています。
クリエイターにとっては作品が“自分自身”ですから、ポートフォリオを見てもらうことが自己紹介になるわけです。

いろんなポートフォリオがありますが、例を挙げればこんな感じです。

写真家:写真集
ライター:記事のurlを集める
Webライター:自分の作成したWordpressのテーマ(テンプレート)や手がけたホームページのurl
イラストレーター:イラスト集

WordPressなどで作成している人も多いですが、ポートフォリオ作成専門ツールもあります。
いくつか例を挙げてみましょう。

JAYPEG https://jypg.net/
Salon.io https://salon.io/
DRIBBBLE https://dribbble.com/

海外サイトも多くありますが、日本のものもあります。使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
ポートフォリオには、画像(ホームページなどは、スクリーンショットにurlを貼る)だけではなく、次のようなテキストも入れます。

■サイト名、作品名
■作品のビジュアル(画像、スクリーンショット、キャプチャなど)
■作業説明(作品コンセプト、ターゲット層、制作期間、自分の担当箇所)
■コメント(こだわった点、工夫した点など)

もしあなたがWebデザイン業界は未経験で、これから勇気を出してWebデザイナーへの就職、転職活動をするのなら、まずポートフォリオを作ってみませんか?
クライアントのいない、個人の制作作品集でもかまいません。自分なりに工夫した点を記載しながらまとめてみましょう。

そうすると、urlを送ることで多くの人に見てもらえる可能性が生まれます。
また、自分でも自身の作品を客観的視点から見られるようになるから不思議なものです。
WEBデザイナー未経験であっても、ポートフォリオを作り始めることをお勧めします!

ポートフォリオってなぜ必要なの?

採用担当者に送るスキルシートにポートフォリオのurlを貼ることで、採用担当者に自分の作品をアピールすることが出来るのが最大の利点です。
また、名刺にポートフォリオのurlやQRコードを貼れば、いろんな人に自分の作品を見てもらうことが出来ます。

FacebookやTwitterがあるから良い、と考える方もいるかもしれませんが、それだと自分のプライバシーまで公開してしまうことになります。
ポートフォリオを既に見たうえで採用面接に進む場合は、採用担当はその人の人間性や人柄を見るのが目的であると言われます。

ポートフォリオってどうやって転職活動に使うの?

先述したように、応募段階でポートフォリオのurlを添付しておけば、実際の採用面接ではより込み入った内容を話すことが出来ます。
面接では、採用担当者はPCでポートフォリオを開き、クリエイターに知識や技術のほどを確認します。

クリエイターはクライアントの要望にそったものを作成することが大事なので、
対面面接では、コミュニケーション能力に問題が無い人材かどうかもチェックするようです。
会社によってはプロジェクターでクリエイターのポートフォリオを投影しながら面接をすることもあるようです。

紙のポートフォリオも必要って本当?

“紙のポートフォリオは、意外にもWEBデザイナーにも必要だそうです。

実際にクリエイターに聞いた話ですが、Webデザイナーの作品を紙面に出力することは難しいそうです。
なぜなら紙の種類による滲み方やくすみ方などのせいで、本来光に映し出されるべきWebデザイナーの作品はくすんで見えてしまうからだそうです。

一方、「紙媒体」で活躍するクリエイターの作品は、初めから紙質やくすみ、にじみを計算して制作する技術があるため、紙面でこそ輝きます。
このように、紙に出力すると劣って見えてしまうWebデザイナーの作品なのに、どうして転職時に紙のポートフォリオが必要なのでしょうか。

それは、採用担当者がいつもクリエイター出身とはかぎらないからです。
もし、PCもプロジェクターも無く、ポートフォリオを開く環境が無い中での面接でしたら、
あなたはせっかくの対面面接で、自分のキャリアやスキル、ビジョンを十分に伝えられるでしょうか。

このような事態も想定して、Webデザイナー志望であっても紙のポートフォリオを準備しておいた方が良いのです。

ポートフォリオを作成したら、利用したい転職エージェント

未経験者のWebデザイナー志望者におすすめの転職エージェントをご紹介します。
■Wantedly
ソーシャル求人サービスとして、皆さんもご存知のサービスかもしれません。
Facebook日本法人に在籍していたCEOのサービスらしく、Facebookと連携してリクルート情報や採用イベントなどが発信されます。
ここなら、まず小さな会社さんの採用面接を受けてみることも可能かと思います。

頼りになるWeb系スクール「Web Camp」も検討してみよう!
“■Web Camp
「Web Camp Pro」という転職・就職保証付きのコースは、6か月のコースで、受講終了後3か月以内に就職出来なければ全額返金という画期的なコースです。
6か月という長期コースでもあるため料金は高いですが、就職率98%というから驚きます。
ただし、基本的には30歳までしか受講できないようです。(31歳以上は要相談)
本気でWebデザイナーへの転職を考えている、30歳以下の方には心強いコースですね。

とにかく、Webデザイナー志望者にはポートフォリオが必要だった!

Webデザイン経験者にも未経験者にも、ポートフォリオは必要であることが分かりました。
採用面接時には、紙のポートフォリオを用意することが必要なことも分かりました。

一旦、自分の作品をまとめてみると、自分の長所短所もより見えてきそうですし、なにより誰かに見てほしくなりますね!
ポートフォリオの作成が、あなたを夢の実現に近づけてくれることは間違いなさそうです。