
エンジニアというと・・・
理系の人が就職するタイプの職業なので文系には不向きなのではないかと感じている人も多いでしょう。
しかし実は、文系の人でもエンジニアに就職・転職して活躍することは十分に可能です。
今回はなぜ文系にエンジニアがおすすめか、その理由について徹底解説します。
エンジニアへの就職や転職を考えている方は、参考にしてみてください。
エンジニアになるため必要なスキルとは?
IT系の職種であるエンジニアですが、業務をこなすために必要なスキルは
「論理的にものごとを考える力」や「周囲の人々とのコミュニケーション能力」です。
もちろんエンジニアとしての業務をこなすためには専門知識も必要なので勉強しなければいけません。
日々技術は革新されていくので、それをしっかり追うことも大事です。
しかしただ知識があるだけでは、エンジニアとしての仕事はこなせないのです。
例えばプログラム等を構成していてなにかトラブルが起きたら、自分の書いたコードや渡された仕様書などを確認しながら「何が原因でその自体が起こったのか」を考えなければいけません。
またエンジニアの仕事をこなしていくためには、効率よく仕事を進めていく道筋を立てる「考える力」も必要となってくるでしょう。
そして一見個人作業のように思われがちなエンジニアの仕事ですが、実際は複数人によるチームでの仕事です。
仕事によっては何十人、それ以上もの人数が関わってくることもあります。
自分一人が頑張れば良いのではなく、役割分担をしたりわからないことや改善点を教えあったりと、互いに協力し合うことも重要となります。
エンジニアとして仕事を与えられた際は上司や依頼者と細かく内容の調整をしていく必要もあるので、コミュニケーション能力は非常に大事です。
以上の通り専門知識だけでなく、考える力とコミュニケーション能力もまた、エンジニアにとって必要なスキルなのです。
文系にエンジニアをおすすめする、3つの理由
文系にエンジニアがおすすめになる理由は、
- 文系は調べ物をする力に長けている
- 他者とのコミュニケーションでは、文系の読解力が強みとなる
- 文系はものごとを覚える力が強い
以上の3つです。
まず文系の人には、資料を読み解く力があります。
大学などで過去の文献を調べてその中から自分に必要な情報を見つけ出す作業を行ってきた文系の人なら、エンジニアとして活躍する際にもその能力を役立てることができるでしょう。
どんな文献・資料を探せば自分の知りたい情報が見つかるか、あるいは与えられた資料などの重要点や問題点も文系なら判断できます。
論理的にものごとを考えられるため、文系として今まで学んできた人は自分が業務においてわからないことに遭遇した際にそれをどうやって調べれば解決できるかもわかります。
また他者とのコミュニケーションにおいても、文系は有利です。
前提として、誰もがコミュニケーション能力に長けているわけではありません。
相手の中では伝えたいことがはっきりしていても、それをうまく説明できないタイプの人もたくさんいますよね。
断片的な情報の中から伝えたいことをしっかり読み解いて相手に確認できるのは、文系の強みとなるでしょう。
また周囲にいる「能力はあるけれど当たりが強い人」などの緩衝材の役割を果たすことで周囲との衝突を避け、仕事を円滑・和やかに進めることもできますね。
そして文系は、覚える能力が高いです。
エンジニアという職業では覚えなければいけないことが多いものですが、初めのうちは戸惑ってしまってもやがて業務内容をしっかり覚えて、理系の人と同じように仕事をこなせるようになります。
これらの点から、文系でもエンジニアはおすすめできる職業となります。
文系にとって不利な専門知識の差は、すぐに埋められる
もちろん、文系にとってエンジニアが不利になるポイントもあります。しかし解決策を用いれば、弱点を補って仕事を進めることが可能です。
なんといっても、理系に比べると専門知識の差において文系は不利です。
理系で同じエンジニアを志している人なら、ある程度は業界の仕事を理解しているでしょう。しかし文系だと、完全に未経験なことも少なくありません。
今までPCでの作業などに触れてこなかった人は、使用するプログラミング言語や作業の進め方などがわからず戸惑ってしまうでしょう。
初めのうちはわからないことだらけで、周りに迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。
しかし会社によっては研修があるのでそこである程度は覚えられますし、また自分で積極的に学んでいく姿勢を見せれば周りに嫌な思いをさせてしまうことも避けられるでしょう。
日々しっかりと業務をこなし、わからないことを質問したり調べたりすることで解決して覚えていけば、やがて専門知識も得られます。
就業したての初期状態で、周りに遅れを取ってしまうのは仕方がありません。しかしそこでめげずに努力すれば、文系であることによる差はすぐに埋まります。
以上のことからわかる通り、文系でもエンジニアに就職・転職することは問題なく可能です。
おすすめ転職サイト
最後に、エンジニア系の求人が充実しているおすすめの転職サイトを2つ紹介します。
ワークポート
20代でエンジニア職に転職を考えている人は、ワークポートを覗いてみましょう。
ワークポートではいくつか興味のある求人の振り分けを行っているうちに、自分におすすめの求人を教えてくれるようになります。
職務経歴書によってはスカウトが届くこともあり、円滑に転職を進められるのがワークポートの魅力です。
また転職を支援する独自のツールも力の一つです。
リクナビネクスト
リクナビネクストでは、日本全国におけるエンジニア系の求人が網羅されています。特に関東なら700件以上の求人があり、転職先を探すのに有利となるでしょう。
限定求人の数も85%程度と豊富で、他では見つけられない貴重な求人情報を探せるのがメリットです。
ネットビジョンアカデミー
ネットビジョンアカデミーは、未経験から正社員のネットワークエンジニアとして就業できるようにサポートしてくれます。
現役エンジニアが講師を務め、ネットワークエンジニアが現場で求められる知識、技術を実物のIT機器を使用し指導してることが魅力的。
大手からベンチャーまで50社程度のITインフラ企業をご紹介してくれます。ネットワークエンジニアを目指すならネットビジョンアカデミー!
まとめ
文系でもエンジニアに就職したり、未経験の状態から転職したりすることは十分に可能です。
文系だと専門知識に差があるため覚えることは多いですが、覚えようとする努力さえできるなら文系でもエンジニアとして活躍できるでしょう。
文系だからと躊躇していた人も、興味を持ったならエンジニアへの就職・転職を検討してみてはどうでしょうか。